2026.05.20
レジデンシャルINタイ

タイの競売物件事情

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タイの競売物件事情

~制度は同じ、異なる実態~

日本で勤務している際は、競売物件は比較的身近な存在であり、入札から当社でのリフォームに至るまでの流れについても、把握し理解していました。
しかし、タイに来てからは、競売物件は少し距離のある存在に感じられるようになりました。
では、競売物件にタイと日本ではどのような違いがあるのでしょうか。

日本の競売物件は、裁判所が公開する資料が非常に充実しており、物件の評価や権利関係、占有状況、滞納額などを事前に把握したうえで入札の判断することができるため競売であっても、制度に基づいた透明性の高い取引が特徴です。内覧までは出来ずとも、資料から読み取れる物件情報が豊富です。一方、タイの競売物件は、公開される情報が限定的で、物件の詳細や内部状況について知りたい場合は、自ら現地に赴き、確認することが前提となります。価格面では魅力的に見えることもありますが、明渡しや修繕、再販のしやすさなどを慎重に検討する必要があります。落札後の対応も、裁判所が間に入ることは珍しいため、自力での交渉が必要不可欠です。

調べる中で、同じ競売物件であっても、入札者が知りえる情報に差があり、雰囲気が異なっています。
実際にタイで入札したことはありませんが、裁判所や関連機関を通して進む日本と、当事者間でのやり取りで進むタイでは、実務上の手間は日本の方が少ないように感じました。
この違いは、その国の文化や実務の考え方を強く反映しているように思います。

出典:レジデンシャル IN タイ〜住まいと暮らしの滞在記〜

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